フライブルクの低エネルギー住宅

昨日に引き続き、朝から雨が降っています。
傘が無いので外出できません。
部屋にこもって、ブログの編集やドイツ語の勉強をして時間を過ごします。
洗濯機も使わせてもらいました。

昼食を買いに行く

昨夜お願いしていた通り、屋根の太陽熱温水器を15時から16時の間に案内していただける話になりました。
まだ時間は充分にあります。
雨もやんできたので、昼食を買いに出掛けます。

雨上がりの散歩も風情があってよいです。
道を歩いている馬にも遭遇します。
スーパーで、グラーシュ(ハンガリー風スープ)とゴーダチーズを購入します。
ついでに折り畳み傘も買います。

宿に戻り昼食をとります。
その後は、ドイツ語の新聞や本を読んでドイツ語の勉強です。

ご自宅のツアー

16時頃になって、太陽熱温水器システムの案内をしてもらいます。
まずは屋上に上がります。
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ホストの旦那さん。渋いハンサムガイです。

屋上には植物が植えてあって、緑化されています。
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夏の日差しを緩和したり、水分蒸発で屋根の熱を下げてくれる効果があります。

太陽熱温水器が全部で5枚。
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全て手作業で設置したとの事。
温水器本体よりも、温水器を固定する石を運ぶのが大変だったそうです。
重い石を土台にして固定しないと、強風で倒れて壊れてしまいます。

リビングやトイレの天窓も見せてもらいました。
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天窓は断熱性も高く、照明代の節約にもなり、人工の光には無い温もりが感じられます。

屋内に戻り、温水器のタンクを見せてもらいました。
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800リットルを貯蔵できるそうです。
三人家族なら充分すぎる量です。

温水器の配管や、コントロールパネル、不凍液や圧力調整の機器も見せてもらいました。

太陽熱温水器システム全体で、新車一台分くらいの支出にはなったそうです。
それでもいずれ、光熱費の差額分で元が取れるので、支出というよりは投資と考えた方が正しいでしょう。
化石燃料を燃やさずに、太陽の光を感じられる温水は、精神的な満足感ももたらしてくれます。

その後、庭の案内もしてくれました。
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庭には、リンゴやラズベリー、ローズやハーブなど、日常の食事に役立つ植物が植えられています。
天気の良い日はバーベキューもするとの事。
畑も作成中で、トマトやジャガイモなどを植えるつもりだそうです。
その他にも石畳の通路や、屋根上のテラス、日光浴のための砂場も計画中。

都会と目と鼻の先の場所で、自然を満喫するライフスタイルを実現している事に、圧倒されてしまいます。

明日の準備

一時間ほどがすぐに過ぎてしまいましたが、案内終了です。
明日の「黒い森=シュバルツバルト」の下調べのために本屋さんに向かいます。

帰り際、スーパー「ALNATURA」で果物とパン(ブレーツェル)を購入。
果物は、機械で重さを量って、発行された値段のシールを貼って購入します。
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宿に戻ったら、ホストの旦那さんが駐車場を庭に作り変えていました。
何でもありです、この方。

夕食を取った後、Skypeでドイツ語の先生と会話します。
今日は未来形と過去形の例文をやりました。

明日は早起きして、シュバルツバルトに行きます。