今日はハイデルベルク内で違う宿に移動します。
日曜は皆お休み
本当は、今日レンタカーを借りて、
・ハイデルベルク
↓
・ローテンブルク
↓
・デュッセルドルフ
と移動するつもりでした。
ところが、レンタカー屋さんが今日(日曜日)は休みでした。
そのため、ハイデルベルク滞在を一日延ばし、明日(月曜日)から車を借りる事にしました。
次にドイツに来る時は、日曜日を考慮して予定を立てたいと思います。
今日は、Airbnbで見つけた宿に泊まります。(一泊約4,500円)
ハイデルベルクで二泊したホテルがお高かった(一泊約9,000円)ので、多少なりとも宿泊費を節約しようというつもりです。
チェックアウトの時、フロントの方に花粉のシーズンがいつまでなのか訊いてみました。
しかし、フロントの方は花粉症持ちではないため、「知らない」との事。
うーん困った。
ホテルをチェックアウト後、バスでハイデルベルク大学図書館に行きましたが、
お休みでした。
聖霊降臨祭
今日は「聖霊降臨祭」(Pfingstfest)とかいう休日で、ドイツ全国で明日月曜は振替休暇だそうです。
本日、日曜の分の食糧はスーパーで買いだめしておきましたが、月曜の分までは流石に買ってません。
明日は一日外食で済ますしか無さそうです。
今日の宿のチェックインの時間まで余裕があるので、マクドナルドに行きます。
マクドナルドの屈辱
「マクドナルドはそこにあるだけで犯罪だ」
と言った建築家がいましたが、便利さと安さには勝てません。
「ラテ・マキアート」なる高級なものを注文しました。
優雅なひとときを楽しもうと思いましたが、荷物で膨れたカバンが机を揺らし、
飲み物全てを床にこぼしてしまいました。
異国の地で失態を犯すと、恐ろしくみじめな気持ちになるものです。
店員さんに頼んで床をモップで拭いていただきました。
ズボンにも「ラテ・マキアート」が掛かって、シミになりそうです。
失敗にめげず、コーヒーを注文し直し、チェックインの時間までドイツ語の勉強をします。
チェックインの時間が近づいてきたので、バスで本日のお宿に向かいます。
昨日、自転車で疾走したあたりを通ります。
花粉が心配です。
ふつうのマンション
ホストさんは独身貴族(死語)のような雰囲気を漂わせています。
彼も花粉症アレルギーがあるらしく、「birch」(カバの木)がアレル源のようです。
お部屋は、寝室が4つくらいある何とも高そうなアパートです。
ここが私の寝室。
宿を出て周囲を散歩します。
マンションを出てすぐの街路樹のところに、リスがいました。
バスに乗ってネッカー(ライン川支流)に移動し、川沿いでランチを食べます。
なんとなく地図を眺めていたら、山を登るバスがある事に気付きました。
行ってみます。
聖なる山
途中、路面電車からバスに乗り換えます。
乗り換え地で降りると、なんだか音楽が聞こえます。
聖霊降臨祭の関係で、レストランで生演奏が行われているようです。
特に腹も減っていないし、知らない曲だったので、チラ見だけしてすぐに出ました。
バスが来たので乗りこみます。
「バス」とは言ったものの、「ワゴン車」といった風体です。
山を登っていく途中で、ワゴン車の理由がわかりました。
勾配のきついカーブや、道幅の狭い道を次々と通るため、普通のサイズのバスでは通れないのでしょう。
さて、目的地に着いたようなので降りましたが、私一人しか降りません。
周囲を歩いてみても、単なる住宅地にしか見えません。
どうやら、「Heiliger Berg」(聖なる山)という目的地に行かなければいけないところを、
「Heiliger Berg Strasse」(聖なる山通り)という別の停留所で降りてしまったようです。
次のバスが来るのは1時間先なので、仕方なく歩いて目的地に向かう事にします。
しかし歩けど歩けど、一向に何も見えてきません。
ひとけの無い山道をひたすら歩くには、勇気と根気が必要です。
めげずに歩き続けること約1時間強。
やっと人間の物音が聞こえてきました。
どうやらここでも音楽の演奏をしているようです。
塔の遺跡(Stephansklosters)や、円形劇場の遺跡に無事たどり着きました。
帰りのバスは1時間に一本。
17時半が終バスです。
なんと早い。
最終のバスはえらい混みそうなので、一本手前のバスで帰ってきました。
下山
山を降りましたが、夕食を食べるにも早い時間帯だったので、旧市街のカフェに入ります。
はなまるうどんのパスタ版みたいな店です。
店に入った時点ではお客さんが一人しかいませんでした(私を入れて二人)。
厨房から出てきた店員さんは、何かを食べながらの接客です。
フレッシュオレンジジュース(約3ユーロ)を頼み、本屋さんで買った地図を見ながら、明日のドライブの道順を確認します。
その後、時間が経つにつれて、学生の集団や、観光客の親子連れなどが現れ、そこそこ混んできました。
腹も減ってきたので、二日連続通っているアジア料理屋に移動。
しかし、すでに営業時間終了。
休日は18時には閉まってしまうようです。
近くの、「皇朝 dynasty」という中華料理屋で夕食を取りました。
食後にバスで帰ろうと思いましたが、30分に一本しか無い模様。
諦めて歩いて帰ります。
宿に入りホストさんに声を掛けると、リビングで酒を飲みながらTVを見ていました。
日本もドイツも、中年の休日の過ごし方は変わらないようです。
適当に話していたら、他の宿泊客夫婦も帰ってきました。中国の方です。
寝ます。