念願のレンタカー

カテゴリードイツ, 旅行

8時くらいに起きました。
前日聞いていた通り、ホストのお二人は既に外出中のようです。

だだっ広い家を独り占め

だだっ広いアパートを独り占めできるのは、Airbnbならではの特典です。

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キッチン。

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テラスのダイニング。

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同じく。

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テラスのガラスの断熱性はバッチリのようです。

さて、ゆっくりもしてられません。
昨日ホストさんから使い方を教えてもらったので、洗濯機を使わせてもらいます。
終了まで一時間掛かるので、その間に朝食を済ませます。
昨日の残りのパンをトーストし、ローテンブルクのホテルの朝食からくすねてきたクラッカーも食べます。

それにしても、自炊の食費節約効果は半端ではありません。
ブレーメン以来、一食2~3ユーロに収まっています。

レンタカー屋を探す

洗濯物を干し終わったので、レンタカーを借りに出かけます。

Avisが最初に目に入りましたが、近くに「STARCAR」という見慣れないレンタカー屋さんもありました。
どうせなら知名度の低い方へ、ということで「STARCAR」のお店に入ります。
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カウンターの女性に、
『今日借りられる車ありますか?オートマチック車で。』
と訊いたところ、
「この店にはマニュアル車しかないけど、1km先の店にはあるわよ」
と言われました。
そこまで車で送ってくれるそうです。
なんともお優しい。

別のお店に到着しました。

  1. パスポート
  2. 国際免許
  3. 日本の免許

の三点をカウンターのお兄さんに渡します。
「SMART」という二人乗りのちっちゃい車が、一日約40ユーロで借りられるそうです。
なんともお安い。
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VISAデビットカードでは決済が通らなかったので、MasterCardで支払いました。
予備のクレジットカードも持ってきてよかったです。

「何km?」

カウンターのお兄さんに、
「何km?」
と訊かれました。

ドイツのレンタカー屋さんでは、走る予定距離に応じて基本料金と超過料金が異なってくるようです。
行けたらデンマーク国境まで行こうかと思っていましたが、距離に関しては全く計算してきませんでした。

適当に、
『200kmくらい』
と返しておきました。
(後で確認したら、片道で200kmくらいありました)

全部おしえてもらう

車を借りる段になりました。
整備担当の方に、
『ドイツでの初めてのレンタカーなので、全部教えてください』
と伝えます。
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まずは、シフトレバーについて。
次に、ブレーキが左のペダルで、アクセルが右。日本車と一緒ですね。
ワイパーとウィンカーは日本とは逆のレバー。
ライトのON/OFF。
ガソリン給油口の明け閉め。
ガソリンの種類は訊いたのですが、
「ベンツィン!」
と言われて終わりました。
(後で給油時にスタンドの人に聞いたら、「SUPER」という種類でよかったそうです)

「他に何か質問あるか?」
と言われたので、
『幸運を祈っていてくれ!』
と言って別れ、車を発進させます。

ドライブ開始

ドイツの道を走っています。
嘘みたいです。

ドイツ生活も二週間くらい経ったので、右側通行にも何となく慣れていたつもりですが、やはり違和感バリバリです。
行き先も現在位置も分からないまま、走ること10分ほど。
やっと車を停められるような場所に出ました。

一旦停車し、携帯のGPSと紙の地図を照合します。
SIMフリー携帯のおかげで、各地のホテルへの道順や、車の現在地も確認できます。
携帯を貸してくれた札幌の大恩人S氏と、携帯のモバイルデータ通信を可能にしてくれたTモバイルの店員さんに、改めて感謝です。

どうやら、行き止まりの袋小路のような道に入ってしまったようです。
どうりで空いているはずです。

Uターンしようとしますが、後ろの車にクラクションを思いっきり鳴らされます。
とりあえず先に行ってもらいます。
こちとら初めてのドイツで右も左も分かりません。

なんとか、高速道路(アウトバーン)に向かう主要道路に出ることができました。
しかし、道路標識が見づらく、行き先を何度も間違えてしまいます。

途中、巨大な駐車場を持つ園芸店があったので、そこに車を停め、一人戦略会議を開始します。
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目の悪さは致命的

そう言えば、運転用に度の強い眼鏡を日本から持ってきたはずでした。
しかし宿においてきてしまいました。
一度宿に戻って眼鏡を入手する事にします。

宿付近の、歩いて通った事がある場所ならまだ分かりやすいだろう、と思いましたが、車で走るのと歩くのとでは全く勝手が違います。
何とか奇跡的に宿に到着しました。
部屋から眼鏡を持ち出し、再度外出しようとしたら、ホストの奥さまが帰宅されていました。

医者に行く予定があったので、本日は早めに帰宅されたそうです。
私がWiFiを使えなくなっていた事を気にして、ルータにMACアドレスを登録してくれました。
すると、あら不思議、使えるようになりました。
なるほど。端末単位で制御していたのですね。

お体に気を付けて、と伝え再度レンタカーに乗り込みます。
やはり視力が上がると随分運転が楽になります。
もしかしたら、午前中の運転で少しは車に慣れたのでしょうか。

初アウトバーン

なんとか高速道路7号線、E45に乗れました。

風力発電の巨大なタービンが視界に入ります。
港の景色も素敵だと思いますが、こちとら見とれている余裕などありません。

トンネルを抜けてしばらくすると、渋滞に巻き込まれました。
道路工事の影響のようです。

その後、道なりに走っていたつもりが、なぜか高速道路を降りてしまいました。
どうやらハンブルク空港に行く道のようです。

いずれにしても、200kmのレンタカー契約ではデンマークまで行って帰ってくるには全然足りません。
もちろん、そんな気力もありません。
腹も減ってきた頃なので、空港でランチでも食べて帰ることにします。

ハンブルク空港で休憩

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空港の駐車場は、2ユーロで20分です。
一時間くらい休みたかったのですが、硬貨が4ユーロ分しかなかったので、40分のチケットを買います。
チケットは車内のフロントガラスから見える所に置いておきました。
(他の人のマネ)

空港でホームメイドパスタ(小)を食べます。
約6ユーロでした。
あまりウマイものでもありませんでしたが、腹はふくれました。

空港の風景を一瞬眺めます。
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車に戻り、帰りの道を調べます。
そういえば、カーナビを付けてもらえば良かったです。
車を借りて乗るだけで精一杯でした。

カーナビの代わりに、携帯のGoogleマップで、道案内読み上げ機能を使ってみます。
無いよりはマシ程度ですが、参考にはなりました。

行きと同じ道なので、帰りは随分楽でした。
返却予定よりも2~3時間早く、レンタカー屋さんに戻ることができました。

ガソリンは「SUPER」

途中、ガソリンを満タンにするためにガソリンスタンドに寄りましたが、やり方が全く分かりません。
ガソリンの種類すら不明なので、スタンドの店員さんにすべて教えてもらいました。
「SUPER」という種類のガソリンをタンクに差して、止まるまで注げばOK。
お会計は店内で、という方式のようです。
約5ユーロでした。

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レンタカー屋さんはガソリンスタンドのすぐ横なので、そのまま返却します。
お店の人に車のチェックをしてもらい、オールオッケーで終了です。

おやつタイム

一気に気が抜けました。
アイスクリーム屋さんに入り、アイスとケーキとコーヒーをもらいます。
WiFiが飛んでいたので、ネットサーフィンも少ししました。
レンタカー屋さんのパンフレットを参考書として、ドイツ語の勉強も少しします。

その後、帰り道の公園を散歩。
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ハーブルクは良いところです。
日本に戻ったら、大きい公園や森・川の近くなど自然を感じられる場所に住みたいものです。

帰り道のスーパーで夕食の材料を購入します。
帰り道で、工事中の道を無理矢理通って近道をしてきたら、向こうから来た自転車の人に道を訊かれました。

今回はドイツ語で、
『あなたの言ったことが理解できません』
と言えました。
そしたら、英語に切り替えてくれました。
なんとか答えることができましたが、彼が果たして近道できたかどうかは神のみぞ知るところです。

食事と会話の効能

帰宅後、シャワーを済ませ、夕食の準備をします。
鶏肉のステーキ、トマトソースのパスタ、野菜スープです。
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食べていると、ホストのお二人が帰ってきました。
フライパン等を流しに置きっぱなしにしていたので、
『食器は後で洗いますから』
と伝えると、
「いいの、いいの、食べてて」
との返答。
なんとも心優しいお二人です。

食べ終わったあと、旦那さんが、
「TVでも見るかい?」
と声を掛けてくれました。
『喜んで!』
とお返しし、食器の片付け&歯磨き後にリビングに合流します。

「Game of Thrones」というドラマをストリーミングで見ているそうです。
全然内容が分かりません。
内容について色々教えてもらいました。
日本に帰ったら見てみたいと思います。

途中でドラマを止めてくれて、多少お話をしました。

  • 今日の出来事
  • お二人がAirbnbを始めたきっかけ
  • ハンブルクに引っ越して来た理由
  • ドイツの保険制度の利点
  • 新婚旅行の話
  • お仕事の話

など。
旦那さんが長時間勤務なのは、働いている会社がアメリカの会社で、さらに彼自身管理職だからとのことです。

料理もそうですが、会話自体にも癒しの効果があるようです。
疲れが紛れた気がします。

食後、お酒を買いにスーパーに行きました。
本日も終了です。