今日は、「ハーフェンシティ」(Hafencity)という新興住宅地を見に行きます。
ハーフェンシティは、 インターネットで見る限りでは、環境保護を意識した開発プロジェクトのようです。
ハーフェンシティまでの交通手段は、「StadtRad」(シュタットラッド)という自転車レンタルサービスを利用します。
宿から最寄りの自転車ステーションを目指します。
途中、昨日飲んだトロッケンの空き瓶と缶ジュースの空き缶を返すためにスーパーに寄りました。
缶はふつうに返せましたが、瓶は受け取れないようです。
近くにあったゴミ箱に捨てて店を後にします。
「StadtRad」(シュタットラッド)という自転車シェアサービス
ステーションには券売機のようなターミナルが立っています。
ターミナルに、昨日ネット上から登録しておいたクレジットカードを差し込みます。
利用可能な自転車の番号が表示されるので、乗りたい自転車を選択します。
選択した自転車の所に行き、後輪の左に付いている箱を開きます。
すると、液晶画面が出てきます。
虫がカバーにつぶされて死んでいたので、虫嫌いの人は次の写真は飛ばした方が良いでしょう。
ドイツ語・英語併記で指示が表示されます。
たしか、
「チェーンキーを取り外して使ってください」
とかそんなだった気がします。
ハーフェンシティを目指して快適に自転車を走らせます。
StadtRadの自転車は、ペダルを逆方向にこげるタイプの自転車で、日本の自転車に似た感じです。
サドルもかなり低いところまで下げられるので、短足の私には持ってこいです。
非常に乗りやすかったです。
ハンブルクはいまだに拡張を続けているようです。
人口も増えています。
(出展:Wikipedia)
「Energiebunker」(エネルギエ・ブンカー)
ヴィルヘルムズブルク(Wilhelmsburg)のあたりで、巨大な施設を発見しました。
「Energiebunker」と言うそうです。
第二次大戦中の防空壕を再生して、太陽光発電所・兼・展望カフェとしてオープンしたようです。
「Energiebunker」の周りをぐるっと囲うように、公園があるのですが、人影がほとんど見当たりません。
雨がちらついているせいか、平日の午前中だからなのか。
巨大な施設というのは人がいないと廃墟感が半端ないです。
周囲の住居のつくりも、なんだか画一的でトップダウンなイメージがします。
雨が強くなってきました。
花粉症もきつくなってきました。
ハーフェンシティまで自転車で行くには辛い状況なので、近くにあった自転車ステーションに返却して、電車に乗り換えることにします。
湾沿いに堤防があったので、そこを歩いて最寄りの駅を目指します。
ハーフェンシティ到着
「Uberseequartier」(ウーバー・ゼー・クヴァルティアー)という駅に着きました。
このあたりがハーフェンシティです。
風車や観覧車や、開発中の集合住宅やらオフィスビルやらがたくさんあります。
「大阪通り」(Osakaallee)という名前の道もありました。
どうやら、世界中かたっぱしから地名を取って、通りの名前に付けているようです。
ハーフェンシティの環境保護の取り組みを紹介する展示施設がありました。
やはり天候のせいか、平日の昼間のせいか、まったく人がいません。
受付の人もひまそうです。
受付の人が声を描けてきてくれたので、
『ハーフェンシティの住宅のエネルギー効率などについて書かれた資料は無いですか?』
と訊きたかったのですが、まともに英語が出てきません。
常にイメージトレーニングしておかないと、言語を切り替えて話すというのは難しいです。
なんとか、 「ハーフェンシティの持続可能な建築」という英語で書かれた資料を買うことができました。
花粉症、臨界
もはや鼻水が止まりませんし、目を開けているのもつらい状況になってきましたので、カフェレストランのようなところで休憩します。
ビールを昼間から飲みます。
昼間からビールを飲みながら、頭を抱えている(目を休めている)なんて、ダメ人間にしか周囲からは見えないでしょう。
もはや見学を継続する気力も体力もないので、宿に戻ることにします。
花粉症の薬を購入
バスと電車を乗り継ぎ、最寄り駅へ。
薬局に向かい、花粉症の薬を買います。
目薬・鼻スプレーのセットで12ユーロ、飲み薬が4ユーロです。
ドイツにいるのはあと数日のため、かなりの手遅れ感が否めません。
が、デンマークでも花粉があったら一週間ひきこもりになってしまうので、買っておいて損はないはずです。
宿に戻ったらホストの奥さまが帰宅されていました。
『ちょっと休みます』
と告げてベッドに横になり、起きたら夜10時でした。
今さら夕食も食べる気がしないので、そのまま寝続けます。
明日は一日ひきこもって、目と鼻の回復を図るつもりです。