今日はデンマークのコペンハーゲンを訪ねます。
ドイツからスウェーデンに来た時や、サムソ島に行った時には電車で移動したので、今回はバスで行ってみます。
バス運賃は電車料金の半額以下です。
(往復100デンマーク・クローネまたは100スウェーデン・クローナ)
ただし、時間は電車の1.5倍かかります。また日曜日には運行していません。
※参考:graahundbus。Gustav Adolfs T.」=グスタフ・アドルフ広場、「Sydhavnen」=コペンハーゲン
グスタフ・アドルフ広場の999番バス
最初、マルメ中央駅の方まで行ってしまいました。
いくら探してもバス停が無かったので、グスタフ・アドルフ広場に戻ったところ、ここがバス停留所でした。
スウェーデン通貨(現金)がないので、何も買えませんでしたが。
バスでスウェーデン・デンマーク国境の橋を越えます。
いい眺めです。
バスは50人くらい乗れそうですが、乗客はせいぜい5~6人くらい。ガラガラです。
コペンハーゲンで降りようとしたら、韓国人っぽい親子から質問されました。
「ここがコペンハーゲンですか?」
と。
ついさっき運転手さんが
「次はコペンハーゲン中央駅です」
と、アナウンスしていたし、周辺に見覚えがあるので、多分そうだろうと思いました。
が、このバスに乗るのは私も初めてだったので、念のため運転手さんに確認します。
合ってました。
運転手さんからは、
「さっき親切にアナウンスしてやったじゃねーかこの野郎」
くらいに思われたかもしれません。
親子連れに、
『やはりここがコペンハーゲンです』
と伝えて別れます。
一日一善です。
コペンハーゲン散策
コペンハーゲンに着いたものの、特にやること・見る場所を決めて来たわけではありません。
デンマーク通貨が余っているので使いに来ただけです。
当然のようにガラガラです。
チボリと比較すると、人気の差は歴然です。
ハンブルクの再生エネルギー展示場もガラ空きでしたし、人の善意に訴える手法には限界があるようです。
シュヴァルツバルトにあった「アクションフォレスト」のように、空中を自在に飛び回れるアトラクションなど、大多数の無関心層を引き付ける工夫が必要です。
コペンハーゲンには、市役所だったり、ホテルだったり、アンティークな感じの建物が多いです。
テラスで食事するなら、先に金を払え
「リズ・ラス」というレストランで食べ放題式のランチを頂きます。
79デンマーク・クローネ(2015/06現在、約1,600円)です。
サラダの横に置いてあったトマトソース風ドレッシングだと思ったものが、実は激辛チリソースで、唇の感覚が無くなりました。
外のテラス席で食べるときは、先にお会計が必要です。
どうやら食い逃げする不届きものがいるらしいです。
美しいウェイトレスのお姉さんが教えてくれました。
駅に戻り、フローズン・ヨーグルト屋さんでおやつタイムです。
「15デンマーク・クローネ」(300円)とでっかく貼り紙してあったので、安いなあ、と思って入りましたが、35デンマーク・クローネ(700円)くらいかかりました。
てんこ盛りし過ぎたのかもしれません。
コーヒーも追加でもらいました。(15デンマーク・クローネ:300円)
城の中庭では、美しい女性から
「写真を撮ってもらえますか?」
と頼まれました。
スーパーで明日の朝食とお酒を買って、コペンハーゲン駅に帰ろうとしましたが、道に迷いました。
おかげでマルメ行のバスを一本逃しました。
コペンハーゲンの自転車通勤風景
道に迷ったおかげで、コペンハーゲンの皆様の帰宅の様子を見る事ができました。
帰りのバスを待っている時、866番のバスと同じバス停にいたのですが、866番のバスの人気は凄まじいです。
後で調べたところ、「イースタッド」(Ystad)および「レンネ」(Rønne)という町に行くバスのようです。
並んでいる時にタバコを吸っている輩が多かったり、生ゴミ臭がしたり、結構待つのは苦痛でした。
電車より安い運賃の代償です。