昨日は21時過ぎには寝たので、朝6時前には目が覚めてしまいました。
散歩に行こうと思いましたが、玄関のドアがロックされています。
これでは何もできないので、とりあえず出掛ける支度をします。
30分も経たずに支度は終わってしまいました。が、誰も起きてきません。
部屋に大量の本(ドイツ語・フランス語等)が置いてあったので手に取ってみます。
ドイツ語版「アンネの日記」(Das Tagebuch der Anne Frank)がありました。
全然わかりませんが、辞書を駆使しながら読んでみます。
iPodTouch壊れる
気付いたら、iPodTouchの電源が入らない状態になっています。
今まで何度落としてもビクともしなかったのに、よもや旅先で壊れるとは。
LINEもメールもチェックできなくなってしまいました。
ドイツ風朝食
8時くらいになって、ホストさんが起きてきました。
昨夜、
「ドイツの朝御飯をご馳走してあげるわ。」
と眠り際におっしゃっていただいていました。
用意してくださるそうです。ありがたい。
準備していただいている間に、散歩に出かけてきます。
玄関の鍵(コピー)を渡してくれました。
30分ほど朝の空気を堪能した後に戻ると、パンとイチゴの朝食が用意してありました。
ありがたく頂戴します。
朝食中に、他の滞在客が現れました。
カリーンさんとナターシャさんです。
私以外にも滞在客がいたことに全く気付きませんでした。
彼女らは本日には出発するそうです。
ホストの旦那さんにも初対面しました。
ヴォーバン地区を歩く
朝食を済ませたのち、町の探索に出かけます。
ゴミの収集日(土曜日)だったようで、ゴミが大量に出されています。
普通に暮らしていれば、やはりそれなりにゴミは出るようです。
フライブルクでは、カラスは少ししか見かけません。駆除しているからなのか、繁殖しにくい環境だからなのか。
ヴォーバン地区にたどり着きました。
名所の説明が記載されている地図が立ててあります。
独・仏・英語の三種類で説明されています。
村上敦さんの「フライブルクのまちづくり」の本を持ってくれば良かったと後悔しています。
村上さんの本で紹介されていた建物を見物します。
路面電車の料金の仕組み
その後、路面電車に乗って移動開始。
一日乗車券は5.50ユーロです。
一回ごとの利用券は2.20ユーロなので、3回乗れば元が取れる計算です。
(1ゾーン分。2015/05/16現在)
中央駅(Hauptbahnhof)等の主要駅にしか券売機は置いてないので、他の停留所から乗る際は、車内の券売機で購入します。
車内の券売機は紙幣が使えないので、硬貨が足りない場合は運転手さんに頼んで券を売ってもらいます。
券を受け取ったら、車内の打刻機(赤いポストみたいな)に差し込んで、乗車日時を記録します。
無賃乗車に遭遇(?)
帰りの車内では、乗車券のチェックをする人が乗ってきました。
私はドイツ語が分からないので推測でしかありませんが、券を持たずに乗っていた人がチェッカーさんと言い争っているようです。
他の乗客の目が冷たい目線(JRの車内で携帯電話で話す人に向けられるような)だったので、たぶん悪いことをしていたのでしょう。
どこかで読んだ気がしますが、無賃乗車は40ユーロの罰金とか。
私は一日乗車券を持っていましたが、その時は打刻機の存在を知りませんでした。
チェッカーさんに空白の状態の切符を渡しましたが、ドイツ語も読めない観光客と思われたのか(その通り)、特に咎められることもなく終わりました。
町の中心部で用事を済ませる
まずは、お金をおろせる場所を探します。
日本から持ってきたユーロの現金は、鉄道料金で半分近く飛んでしまったので、お金を補給できる場所を確認しておく必要があります。
「Bertolds-brunnen」駅の交差点にある「Volksbank」という銀行で、「VISA plus」のマークが書いてあるATMを発見。
スルガ銀行のデビットカードで現金をおろします。
お金の不安も無くなったので、次は携帯電話ショップに行きます。
銀行のすぐそばにドイツテレコム(ドイツのNTTdocomoみたいな感じ)がありました。
札幌の友人から貸してもらったSIMフリー携帯を使えるようにします。
SIMカードを購入して、店員さんに作業を行ってもらいます。
SIM代金が10ユーロ、チャージ額が15ユーロで、合計25ユーロのお支払い。
1コール辺り、9セントがチャージ分から引かれます。
店に入ったのが11時半くらい、全て終わったのは12時過ぎでした。
土曜日という事もあり、店は大混雑でしたが、入ったタイミングが良かったのか、あまり待たずに済みました。
その後、スーパーマーケット「REWE」で昼食用にサラダとパンと飲み物を購入。
宿に戻り、ホストの旦那さんから、キッチンの説明を受けます。
引き続き散歩
緑が多く、 小川が流れ、鳥はさえずり、子供たちの声が溢れています。
車の侵入が制限されているため、道路は歩行者や自転車が通りやすくなっています。
集合住宅のデザインも良く、懐かしさと近代性が両立している町並みです。
家賃や住宅価格はお高そうです。
自分が子供の頃は、道端に草がぼうぼうに生えていたり、空き地がたくさんあったり、道で遊んだりした記憶があります。
近代化と交通量の増加が進むにつれて、そんな景色は消えてしまいました。
ヴォーバン地区は、そんな昔の町を取り戻し、さらに進化させたような雰囲気を持つ町です。
ところで、散歩しているとくしゃみや鼻水が止まらない症状(恐怖の花粉症)に襲われました。
フライブルクでは私の苦手な花粉が結構飛んでいるようです。
緑が多い所で暮らしたければ、花粉も受け入れる必要がある、という事なのかも知れません。